題名のない音楽会 「ブルームスのこだわりブログ」
題名のない音楽会
2015年5月24日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 西原稔
この番組の内容はとても興味深かったです。
ブラームスの交響曲4番には、彼独特の個性が詰まっていることが伝わってきました。
特に第4楽章での短調での終わり方は、人生の宿命のような感じがすると言われていて、その魅力に惹かれました。
通常、交響曲は暗い始まりから明るく終わる構成が一般的ですが、ブラームスはそれとは違い、暗い短調で終わらせたことが斬新だなと感じました。
これは、ベートーヴェンの手法を使用しないで、自身の個性を打ち出したことを示しています。
さらに、この最後の楽章でブラームスがバッハとドイツ音楽の後継者であることを示したという点も興味深いです。
彼が古典音楽の集大成を作り上げるという使命感を持ちながら、同時に自身のスタイルとして表現しているのだと感じました。
この番組を通じて、ブラームスの交響曲4番の魅力と彼の独自の音楽的個性について深く考えることができました。
音楽の奥深さと表現力に改めて感銘を受けた一日でした。