題名のない音楽会 「音楽家の選曲 インフルエンス・サウンズ」
題名のない音楽会
2020年11月28日放送 テレビ朝日武内絵美 石丸幹二
この番組は、日本を代表する音楽家たちが自ら影響を受けたレコードを持ち寄り、その音楽について話し合うというものですね。
宮田大さんが選んだ冨田勲の組曲「惑星」は、日本の電子音楽のパイオニアである冨田さんが作曲した作品で、当時ビルボードクラシック部門で1位を獲得するなど、その名を不動のものとしました。
宮田さんはこの曲から物語性を踏まえた音楽表現を心がけるようになったそうです。
また、村治佳織さんが選んだヤッシャ・ハイフェッツの「ハイフェンツ・オン・TV」は20世紀最高のヴァイオリニストと称されるハイフェッツさんの作品で、テレビ出演を初めて受けた際の録音盤です。
村治さんはこの曲から、楽器1つだけでも素晴らしい音楽を奏でることができる世界を知ったそうです。
さらに、服部隆之さんが選んだ映画「アンタッチャブル」のオリジナル・サウンドトラックは、殺伐とした雰囲気を「半沢直樹」に取り入れた作品です。
また、そのドラマのテーマ曲にはMANCINI'S ANGELSというレコードが影響を与えたそうです。
プロデューサーから70年代アメリカ刑事ドラマのサウンド感を出してほしいというリクエストがあり、そこからテーマ曲が生まれました。
そして、本日の番組では、特別に服部隆之さんによる「テーマ・オブ・半沢直樹」の特別アレンジが演奏される予定です。
その他にも、他では真似できない精鋭メンバーが集結しているそうです。
このように、番組では日本の音楽界を代表する音楽家たちがそれぞれの人生に影響を与えたレコードを通じて、音楽について熱いトークを繰り広げる予定です。
音楽ファンにとっては見逃せない番組となりそうですね。