題名のない音楽会 「音楽と鉄道のリズム旅」
題名のない音楽会
2015年4月26日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 石丸謙二郎
「音楽と鉄道の関わり」をテーマにしたこのテレビ番組は興味深い内容でした。
鉄道と音楽の歴史を追いながら、地下鉄と音楽の結びつきを紹介しているとのことですね。
19世紀後半に電車が登場したことで、都市の地下鉄が生まれたという背景が興味深いです。
そしてその中でもニューヨークの地下鉄を題材にしたジャズの名曲「A列車で行こう」が紹介されたのですね。
この曲は、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団によって演奏されたそうです。
演奏を聴いた石丸謙二郎さんが、初めてニューヨークに行った際にAラインを見に行ったと話したというエピソードも印象的です。
また、佐渡裕さんが欧州修行の際にほとんど夜行列車で移動していたと振り返り、電車に乗ると希望と不安が入り乱れると語ったそうです。
電車に乗ることが人々にとってさまざまな感情を呼び起こすことがわかりますね。
音楽と鉄道の結びつきには、歴史や個人の経験が関わっていることが伺えます。
この番組を通じて、鉄道と音楽の関係性について新たな発見があったり、思い出が蘇ったりする視聴者も多かったのではないでしょうか。
素晴らしいテーマであり、内容の充実した番組であったことは間違いありません。